歯周病の治療 の記事一覧

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タバコと歯医者さん
2007.03.26 (Mon)
【3月26日17時0分配信 夕刊フジより 引用】

19歳の加護亜依また喫煙か…37歳恋人?と温泉旅行

 アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーで、昨年1月末に発覚した喫煙問題で謹慎中の加護亜依(19)に再び喫煙疑惑が浮上した。26日発売の「週刊現代」が、18歳年上の男性とデート中にたばこを吸っていたと報じた。復帰間近ともいわれていた加護だが、事実なら、芸能活動が再開できなくなる可能性が出てきた。
(後略)

【引用ここまで】


ちょっと信憑性に問題アリかもしれないソースですが>夕刊フジ

このアイドルのファンの方にとっては、残念でしょうね。

最近、タバコの害がかなり一般に浸透してきて、喫煙者はずいぶん減ってきています。
厚生労働省が発表している「喫煙率」は、男性の場合、平成元年には5割を超えていましたが、今は平均4割前後となっています。
一割減っている、というのはかなりの数字です。
ただし、女性の喫煙率はむしろ増加傾向(平成元年10%前後、現在12%ぐらい)にあるようです。

さて、お医者さんや歯医者さんへ行くと、タバコを吸う人にとっては耳の痛いお説教が始まります。
「タバコをやめてください」というアレです。
実際のところ、タバコを吸うお医者さんや歯医者さんも決して少なくないのですが・・・まあ、そのあたりは自己責任、ということで。

お医者さんだけでなく、歯医者さんが「タバコをやめたほうがいいですよ」というのには、理由があります。
簡単にまとめてみましょう。

1. 歯周病(歯槽膿漏:シソウノーロー)になりやすい!
タバコを吸う人は、吸わない人よりずっと歯周病にかかりやすくなります。
吸う人は3倍かかりやすい、とも言われます。
歯周病になると歯がグラグラして抜けてしまいます。また、キツイ口臭の原因になります。良いことありません。
たくさん吸えば吸うほどこの危険性は高くなります。(逆に言えば、完全にやめられなくても吸う量を減らせば危険性はある程度減る)

2. 歯周病が治らない!
僕たちは毎日歯周病の治療をしていますが、タバコを吸う人は明らかに治りが悪いです。
いくら治療をしても、歯ぐきが治ってこないのです。
これはタバコの成分そのものが害である上に、歯ぐきの血流が悪くなるためと考えられています。
患者さんにとっても、治療が進まないので大変です。
いいことありません。

3. ガンになりやすい!
口の中にも腫瘍(悪性のものはガンと呼ばれる)ができることがあります。
早期発見ができなかったり、治療困難な場所にある場合、残念ながら死にいたることも多いです。
タバコと関係のあるガンといえば何といっても肺がんですが、それ以外にも口の中のガン、のどのガン、食道がんなど、さまざまなガンの発症率がアップします。
吸えば吸うほど危険が増えます。
いいことありません。

4. ヤニがつく
特に歯の裏側に茶色いヤニがつきます。見た目なんか気にならないぜ!という人にはどうでもいいことかもしれませんが、女性など見た目に気を使う人にとっては大きな問題です。
歯が綺麗な人は魅力がアップしますが、ヤニだらけの人は・・・どうでしょうね。
ほんとにいいことありません。


お口の中のことだけに限っても、本当にいろいろな害があります。
とはいえタバコは生活習慣なので、なかなか止められない人が多いと思います。

でも、もしタバコが原因でガンになってしまったら・・・残されたご家族やご友人はとても悲しい思いをするでしょう。
【記事編集】 |  23:39 |  歯周病の治療  | コメント(1) | Top↑
NHK今日の健康Q&A
2007.03.23 (Fri)
今日の健康Q&A、みなさんご覧になりましたか?
歯周病について、分かりやすくやっていましたね。

番組の中でも触れられていましたが、ある程度進行した歯周病にたいしては、歯ぐきを切る手術をすることがあります。
渡部歯科医院でも頻繁に行われる処置です。

患者さんとしては、歯ぐきにメスを入れることを想像しただけでゾッとするかと思います。
治療方針をご説明すると、「手術だけは嫌です」とキッパリ拒否される方も少なくありません。
「歯ぐきを切る」「手術」という言葉にアレルギーをお持ちの患者さんは結構いらっしゃいます。

でも、われわれの目から見ると、実はそれほど大掛かりな処置ではありません。
麻酔をキッチリすればほとんど痛みはありませんし、手術後に顔が腫れたりすることも(親知らずの抜歯などよりずっと)少ないです。

なぜ歯ぐきを切って処置をするかといえば、歯ぐきの下にもぐりこんでいるバイキンや歯石をできるだけ除去したいからなのです。
歯ぐきの下のバイキンは、歯ぐきを切ってあげないと見えないので、完全に取りきることが難しいのです。

歯周病の手術は高度な技術が必要ですが、手術自体はそれほどオソロシイものではありませんので、主治医の先生から提案があったときは必要以上に怖がらずによくご相談ください。
ご納得されたら、その上でやるかどうかを決めていただければ良いと思います。
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